Windows のコマンドプロンプトで Telnet を使えるようにする方法

テレビドラマなどハッカーがパソコンで文字列を打ち込んで他の端末やシステムを操作している様子が映しだされるが、まさにその遠隔操作するものが Telnet であり、昨今では Telnet でやり取りする通信を暗号化した SSH が主流だが、Windows の初期状態では Telnet が利用できないので設定変更を行うことでコマンドプロンプト上から Telnet が使えるようになる。

Windows のコマンドプロンプトで Telnet を使えるようにする方法




1.Telnet とは


Telnet(テルネット)とは手元のパソコンから他のパソコンや端末にアクセスして操作する機能で、マウス操作ではなくコマンドと呼ばれる処理を示す文字列をキーボードで打ち込んで利用する。
端末同士がネットワークを介して通信する場合はポートと呼ばれる通信窓口を利用し、利用用途に応じて固定のポート番号が定められている。
例えばブラウザがサイトを表示する場合はポート 80 番が一般的に使われてサイトの情報やフォームに入力したデータのやり取りを行うが、Telnet で 80 番ポートに接続すると手動でそのやり取りを行うことができる。
遠隔操作したい端末のポート 23 番が開放されている場合はその端末にログインすることができ、その端末の中身を見たりプログラムを仕込んだりデータを削除することができるため、ハッカーに狙われる対象でもあり、システム構築者は 23 番ポートの扱いには十分な注意が必要となる。
Telnet でどのようなコマンドを実行したかをネットワークの通信経路上で盗聴される恐れがあるため、その通信を暗号化した SSH が Telnet に代わり遠隔操作においてはよく利用される。

2.Telnet でできること


ブラウザでサイトを表示したり、メーラーから送信先にメールを送る行為はマウスとキーボード操作で簡単に行えるが、その裏ではブラウザやメーラーが最初に相手先に接続し、次いで自身のホスト情報を渡して要求する操作を伝達し、その応答をもらって接続を終了するといった通信する上でやり取りの規約を自動化してくれている。
Telnet ではその一つ一つの通信のやり取りを手動で行うことができるので、その一つ一つを行う手間がある反面、Telnet が行える端末とキーボードがあれば多くの通信操作が可能になる。
Telnet を利用する場合は次のように接続したい相手先の IP アドレスとポート番号を指定して接続し、その後は指定したポート番号に応じた規約を打ち込んで操作を行う。

telnet 相手先IP ポート番号




3.コマンドプロンプトとは


Windows にはコマンドプロンプトと呼ばれる Windows をマウスで操作するのではなくコマンドを打ち込んで操作するソフトウェアが搭載されている。
コマンド操作する点では Telnet と類似しているが、Telnet は遠隔操作するのが目的としているのに対してコマンドプロプトは自身の Windows 端末内の操作を行うのが目的として用意されている。
そのため、Windows の初期状態では簡単なネットワーク操作のコマンドは利用できても遠隔操作する Telnet は利用できないようになっている。

4.Windows で Telnet を使えるようにする


Windows でも Telnet を利用できるようにするには、特に新たにダウンロードやインストールを行わずに設定変更で利用できるようになる。

まずコントロールパネルを開き、その中から「プログラム」選択する。
次に「Windows の機能の有効化または無効化」をクリックすると「Windows の機能」が表示される。

コントロールパネルからプログラムを選択


ウィンドウ「Windows の機能」の中より「Telnet クライアント」にチェックを入れてボタン「OK」を押すと設定が完了する。
その後はコマンドプロンプトを起動し、Telnet で接続してコマンド操作することで各種遠隔操作が可能になる。

Telnet クライアントにチェックを入れる


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