無料で利用できるECサイト"EC-CUBE4"をインストールする

ECサイトを手軽に立ち上げ、無料で利用できるシステム"EC-CUBE"の最新版となるバージョン4のインストールしてみた。

EC-CUBE4をインストールする




1.EC-CUBEをダウンロードする


"EC-CUBE"の公式サイトよりプログラムをダウンロードする。
ダウンロードするためには"EC-CUBE"に会員登録(無料)する必要があり、"EC-CUBE"本体だけでなく各種プラグインもダウンロード可能となる。
ダウンロードするファイルは圧縮されており、.tar.gz か .zip のどちらかが選択できる。
サーバを自前で所持しているなどにサーバに対して管理者としてコマンド操作できる場合は .tar.gz の方がアップロードに時間が短縮される。
レンタルサーバ(ホスティング)など管理者権限が無い場合は .zip を選択する。

EC-CUBEをダウンロードする


2.EC-CUBEを解凍する


ダウンロードした"EC-CUBE"の圧縮ファイルを解凍する。
解凍すると下図のようにフォルダやファイルが展開される。

EC-CUBEを解凍する


3.EC-CUBEをアップロードする


解凍したフォルダやファイル類をサーバの公開ディレクトリに FTP または SFTP の転送機能のあるソフトウェアを利用して全てアップロードする。

4.パーミッションを変更する


ブラウザでインストール(Web インストール)するためにアップロードしたフォルダやファイルに書き込み権限を与える必要があるため、FTP または SFTP の転送機能のあるソフトウェアより変更する。

 ・読み取り、書き込み 707(rwx---rwx)
   EC-CUBEがあるディレクトリ/
   app/
   app/Plugin/
   app/PluginData/
   app/proxy/
   app/template/
   html/
   var/
   vendor/
 ・読み取り 705(rwx---r-x)
   その他のディレクトリ
 ・読み取り、書き込み 606(rw----rw-)
   composer.json
   composer.lock
 ・読み取り 604(rw----r--)
   その他のファイル

5.データベースを作成する


"EC-CUBE"では商品情報や購入情報をデータベースに保存するため、インストール前にサーバにデータベースを作成する。
レンタルサーバ(ホスティング)であれば提供されている管理画面からデータベースの作成を行い、コマンド操作できるのであればコマンドでデータベースを作成する。
管理画面でもコマンドでも作成したデータベースの名称と、そのデータベースにアクセスするユーザ名とパスワードは後ほど必要になるためメモしておく。

6.ブラウザでアクセスする


ファイルのアップロードが終われば、ブラウザでアクセスする。
もしサーバの公開ディレクトリに解凍したフォルダごとアップロードした場合は"EC-CUBE"への URL は次のようになる。
SSL による通信が可能であれば、http の箇所は https となる。

http://設置したサーバの IP またはドメイン/eccube-4.0.3/


インストール画面が表示されればボタン「次へ進む」を押下する。

ブラウザでアクセスする


7.書き込み権限をチェックする


インストール画面にアクセスする前に必要最低限の読み込み、書き込みの設定(パーミッション変更)を行っているが、インストール時にも書き込み権限のチェックが行われる。
もしここでパーミッションの設定に不足があればパスが表示されるので再度パーミッションの設定を行う。
指摘されているディレクトリやファイルが膨大な場合は、個々にパーミッションを変えるのではなく、ファイルの所有権を Web サーバのものに変更すると解決する。

書き込み権限をチェックする


8.ECサイトの設定をする


次にサイトの設定として店名、管理画面にログインするためのユーザ名とパスワード、商品が購入された際などに通知する連絡先(メールアドレス)を登録する。

ECサイトの設定をする


9.データベースを設定する


次に作成したデータベースへの接続情報を登録する。
インストーラーがデータベースに接続できない場合はエラーが表示されるため、改めて接続情報を確認する。

データベースを設定する


10.データベースを初期化する


データベースの接続確認が終えれば、必要な初期データをデータベースに登録するためボタン「次へ進む」を押下する。

データベースを初期化する


11.インストールの完了


無事にデータベースのへの初期登録も済めばブラウザにインストール完了が表示される。
この状態で一般向けの画面には仮の店舗と商品情報が表示されているため、速やかに店舗情報の書き換えを管理画面から行う必要がある。

インストールの完了


12.インストール完了後に行うこと


インストール完了後は店舗情報を始め次の入力を"EC-CUBE"の管理画面から行い商品を購入できる状態にする。
 ・店舗情報(会社名、連絡先等)
 ・表品情報(商品画像、商品説明、販売価格)
 ・配送情報(配送業者、送料)
 ・支払情報(決裁手段)

13.インストール画面が表示されない場合の対応


ブラウザでインストール画面(Web インストーラー)が表示されない場合は次の内容を確認する。
特にレンタルサーバ(ホスティング)ではデータベースがそもそも提供されていなかったり、動作に必要な PHP ライブラリが不足している場合があり、利用者側では対応できないので"EC-CUBE"が利用できるサーバに変える必要がある。

(1)PHP が動作するか確認する
"EC-CUBE"を設置したサーバで PHP が正常動作するか確認する。
よく確認に利用されるのが phpinfo() のみを記載したファイルを設置し、PHP のシステム情報が表示有無を見るものである。
もし表示されない、画面が真っ白な場合は PHP が正常に動作していないため Web サーバ(apache 等)が PHP のモジュール(libphp7.so 等)を正常に読み込まれているかやエラーログを確認する。

(2)必要な PHP ライブラリがインストールされているか確認する。
"EC-CUBE"が動作するためには PHP だけでなく次の PHP ライブラリも必要になる。
 ・pgsql / mysqli (利用するデータベースに合わせること)
 ・pdo_pgsql / pdo_mysql / pdo_sqlite (利用するデータベースに合わせること)
 ・pdo
 ・phar
 ・mbstring
 ・zlib
 ・ctype
 ・session
 ・JSON
 ・xml
 ・libxml
 ・OpenSSL
 ・zip
 ・cURL
 ・fileinfo
 ・intl

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