Windows でタスクバーに表示されるプレビューを非表示にする方法

Excel など Office 製品は画面上部のリボンと呼ばれる領域に各種機能のボタンが配置されており、分類ごとにあらかじめ機能ボタンが用意されているが、リボンに無い機能やより作業効率を上げるためによく使う機能だけを集約したものをリボンに配置する方法について解説する。

Windows でタスクバーに表示されるプレビューを非表示にする方法




1.タスクバーにプレビューが出る様子


Windows のタスクバーにプレビューが出る様子とは、ブラウザなどソフトウェアやフォルダを開くとタスクバーにアイコンとタイトル名がボタンのように表示されるが、その箇所をマウスのカーソルを合わすとデスクトップ上にウィンドウが展開されるのではなくタスクバーの上部に小さく縮小表示されるものである。

2.タスクバーにプレビューが出るメリットとデメリット


タスクバーに各ウィンドウの縮小表示となるプレビューが表示されることでメリットとデメリットがある。
メリットとしては、ブラウザで複数のタブを開いていたり、複数のフォルダを開いている場合はそれぞれのプレビューが横並びで表示されるため、確認したいときに一つずつデスクトップ上に展開して切り替えることなくプレビュー上で確認とショートカットができるため、ウィンドウごと確認したり最小化する手間が無くなる。



対して、デメリットとしては、マウスカーソルがタスクバーに重なるたびにプレビューが表示され、うっかりクリックすると無駄にウィンドウがデスクトップ上に展開されてしまったり、一度表示されたプレビューが残ってしまい、非表示にするのに再度タスクバーをクリックしなければならない手間が発生する。

3.タスクバーのプレビューを非表示にする方法


Windows のタスクバーに表示されるプレビューを非表示にする方法は、設定画面から行う方法とレジストリの値を変更して設定する方法の 2 通りあり、それぞれ次の手順となる。

3-1.設定画面から非表示にする


設定画面からプレビューを非表示にする場合はまずタスクバーの何もないところを右クリックして表示されるメニューより「タスクバーの設定」を選択する。

タスクバーを右クリックしてタスクバーの設定を選択


タスクバーの設定をクリックすると Windows の設定の中からタスクバー関連のものが表示される。
その項目内から「プレビューを使用してデスクトップをプレビューする」をオフにするとタスクバーのプレビューが非表示なる。

プレビューを使用してデスクトップをプレビューするをオフ


しかし、パソコンの環境等によっては上図のように項目は存在するがグレーになってオン / オフができない場合がある。
その場合は、次のレジストリの値を設定することで非表示にすることができる。



3-2.レジストリから非表示にする


レジストリの設定からプレビューを非表示にする場合は、レジストリの設定変更するウィンドウ「レジストリエディタ」を表示する。
レジストリエディタはデスクトップ左下の Windows マークを右クリックして表示されるメニューより「ファイル名を指定して実行」を選択し、入力欄に「regedit」と入力する。
尚、レジストリの設定は Windows の動作に大きく影響し、最悪の場合は正常起動しなくなるので設定変更には間違いがないように注意して実施する。

ファイル名を指定して実行


レジストリエディタが表示されれば、左欄のツリーより Advanced がある「HKEY_CURRENT_USER -> SOFTWARE -> Microsoft -> Windows -> CurrentVersion -> Explorer」の階層まで移動する。

Advanced がある階層まで移動


次に Advanced を右クリックして「新規 -> DWORD(32ビット)値(D)」を選択する。

新規 -> DWORD(32ビット)値(D)を選択


DWORD(32ビット)値(D) を選択するとレジストリエディタの右欄に「新しい値 #1」が作成されるので、名前を「ExtendedUIHoverTime」に変更する。
もし「新しい値」作成後に他をクリックするなどして名前確定してしまっても、「新しい値」を右クリックして「名前の変更」を選択すると名称を変更することができる。

「ExtendedUIHoverTime」に名前変更




「ExtendedUIHoverTime」に名前変更した後は、ExtendedUIHoverTime を右クリックして表示されるメニューより「修正」を選択する。

ExtendedUIHoverTime を右クリックして修正を選択


「修正」を選択するとウィンドウ「DWORD(32ビット) 値の編集」が表示されるので、下図のように表記は 10 進数にチェックし、値のデータには 10000000 を入力する。
この設定によりタスクバーのプレビューはマウスカーソルが重なってから 10 秒後に表示されるようになる。
そのため、実際には非表示ではないが、ここで入力する数値が大きいほどプレビューが表示されるまでの時間が長くなるため大きい数値を入れておくとよい。

DWORD(32ビット) 値の編集


値のデータを入力した後はボタン「OK」をクリックし、レジストリエディタを閉じたあとにパソコンを再起動すると設定が反映される。
10 進数の場合に入力した値の単位はマイクロ秒となり、1 ミリ秒を指定する場合でも 1000 と入力する必要があるため桁数が多くなる。

パソコンの再起動後はブラウザやフォルダを開いて最小化し、タスクバーにマウスカーソルを当てると即座にプレビューが表示されることはなく、入力した値の秒数後にプレビューが表示されるのが確認できる。

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