営業終了した津山市の温水プール、グラスハウスの今と営業再開予定

岡山県津山市は日本海と瀬戸内海のちょうど中間に位置する市で海が無いため遊泳施設として屋内屋外を両立したプールが営業していたが現在は条例案に基づき営業終了しており、現在の様子と今後の営業再開に向けた動きについて紹介する。

営業終了した津山市の温水プール、グラスハウスの今と営業再開予定




1.グラスハウスとは


グラスハウスとは岡山県津山市にある都市型公園「グリーンヒルズ津山」内に設けられた温水プールである。
1998 年に整備され、2011 年に岡山県から津山市が譲り受け営業を継続してきた。
海が無い津山市民だけでなく、レジャープールが無い鳥取県からや高速道路から近いこともあり遠方では姫路市からの利用者もあり毎年夏には賑わっている。

グラスハウスの外観


屋根がある屋内プールと屋根が無い屋外プールに分かれており、双方は自由に行き来できるようになっている。
屋内プール側にはウォータースライダーと幼児用の底が浅いプールがあり、屋外にはジャグジーと流れるプールが用意されている。

入場料は営業当初の価格で大人が 1,200 円となっていた。
券売機で入場料を支払うと QR コード付きの入場券が発券され、その QR コードを用いてゲートから入場する。



2.グラスハウスの営業終了の理由


グラスハウスの営業終了の理由としては、県から譲り受けて指定管理で運営してきた津山市だが年 1 億円程度の市費負担が重く、さらに施設の老朽化に伴う修繕費が多額になることから民間事業者による独立採算の運営に転換することになった。

グラスハウスは 2021年03月21日をもって営業を終了しているが、次期運営企業を募るプロポーザル資料によると雨漏りや塩水による腐食など修繕箇所が多岐に渡るため、大規模な改修が必要とされる。

3.現在のグラスハウスの様子


現在のグラスハウスの様子は建物はそのまま保存され、施設内の備品等は撤去されており中には入れない状態である。

現在のグラスハウスの様子


グラスハウスは運動公園内の一施設となっているため、施設周辺の遊歩道は散歩やジョギングで今も利用されている。
また、グラスハウスに隣接する駐車場も引き続き利用できる状況にある。

グラスハウス周辺の遊歩道




4.グラスハウスの営業再開予定


営業終了したグラスハウスだが、民間事業者に運営を任すために市はプロポーザルを行い、2021年07月時点で同市内の企業が優先交渉権者に特定されている。
9 月に実施契約を締結し、10 月の改修工事着手を予定しているが、次期業者は施設のプールを 90% を埋めてアリーナ・トラックを含む運動スペースとして整備するとともに、カフェを併設する提案を行っていることから実質的にこれまでのグラスハウスのプールとしての利用は無いと考えられる。

グラスハウスと運動公園


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