レンタルサーバ Xrea で SSH によるコマンドでサーバを操作する方法

レンタルサーバはサーバを自由に操作できない代わりに管理画面で操作を行えることが多いが、Xrea は管理画面の他にコマンド操作できる SSH 接続も用意されていて慣れると便利なので SSH の接続方法について紹介する。

レンタルサーバ Xrea で SSH によるコマンドでサーバを操作する方法




1.SSH とは


SSH とは Secure Shell の略で、ネットワーク通信でサーバや機器をコマンドで遠隔操作することである。
コマンドを実行する手元の端末とネットワークを介して存在するサーバ等の間は暗号化されており、第三者が通信で流れる情報の盗聴や改ざんができないのが特徴である。

現在ではサーバの運用保守で日常的に使われており、遠く離れたデータセンターで稼働しているサーバに対して事務所や自宅から作業できる利点がある。
サーバ内のあらゆる操作が可能になるため OS の設定や OS 上で稼働するシステム構築など幅広く活用できる反面、サーバを停止させたり最悪の場合、OS のデータを消して再起できなくすることができるため操作には注意が必要である。

2.Xrea で SSH 接続する方法


Xrea で SSH 接続するためにはテラタームなど SSH 通信が可能なソフトウェアを利用するとともに、インターネット上で常に SSH できる状態は悪意あるユーザの攻撃対象となるため SSH 接続を許可する IP アドレスの設定が必要になる。
SSH 接続するまでの流れは次の 3 点である。

2-1.Xrea の管理画面にアクセスする


Xrea に SSH 接続するために接続元の IP を設定する必要があり、まずは Xrea の管理画面にログインする。
ログイン後は下図のように左メニューの「サイト設定 -> ツール/セキュリティー」の項目を選択する。

サイト設定 -> ツール/セキュリティーを選択


2-2.SSH 接続 IP 許可を与える


次に「ツール/セキュリティー」の画面では .htaccess などサーバに関する設定がいくつかある中でボタン「SSH 接続 IP 許可」をクリックする。
ボタンをクリックする前は SSH 接続できない状態だが、ボタンを押すことで管理画面にログインしている環境の IP アドレスで SSH 接続できるようになる。

SSH 接続 IP 許可をクリック


ボタン「SSH 接続 IP 許可」をクリックすると数分程度でテラタームなど SSH 接続できるソフトで操作可能になる。
また、このボタンを押した時と後述する SSH 接続時は同じインターネット回線である必要があり、携帯通信網を利用したスマホで IP 許可し、実際の SSH 接続は会社の LAN から行うと設定した IP が違うために SSH 接続できないので注意が必要が必要である。

2-3.テラタームで SSH 接続する


接続元の IP の許可設定が終われば Xrea の管理画面を閉じ、実際に SSH 接続を行う。
今回は無料で利用できるテラタームを利用する。

テラタームで SSH 接続


SSH 接続するための情報は次の通りである。
・ホスト:{利用しているサーバ番号}.xrea.com
・ユーザ:管理画面にログインするユーザ名
・パスワード:管理画面にログインするパスワード

3.SSH 接続の IP 許可を自動化する


以上が Xrea に SSH 接続する流れとなるが、SSH 接続のために許可した IP は 30 日経過すると無効になる。
そのため、30 日ごとに管理画面にログインして IP 許可の手順を行う必要があるが、この IP 許可を自動化する方法がある。

Xrea にはサーバ操作を管理画面と SSH 接続によるコマンド操作の他、メールアドレスの作成や Wordpress のインストールなど管理画面でできるものと同じ API も用意されている。
この API に SSH 接続 IP 許可もあるため、サーバの cron など定期処理で 30 日ごとに Xrea の API にリクエストを行うことで手間なく SSH 接続することができる。

尚、Xrea の API にリクエストする際にはアカウント名の他、パスワードではなく api_secret_key と呼ばれる専用のキーが利用されるため、予め api_secret_key を管理画面で取得しておく。

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