Windows 10 で XP で動作していた古いソフトウェアを起動する方法

Windows OS をアップグレードする度に機能とセキュリティは向上するがソフトウェアが正常に動作しなくこともあり不便を感じることもあるが、条件によっては Windows XP 対応のソフトウェアでも最新の Windows で動作させることができるため、古いソフトウェアを起動する方法を紹介する。

Windows 10 で XP で動作していた古いソフトウェアを起動する方法




1.最新の Windows で古いソフトウェアが起動できなくなる理由


最新の Windows で古いソフトウェアが利用できなくなる理由としては、インストールする各ソフトウェアは Windows に用意されている機能を利用して動作させることがあり、Windows が新しくなるとその機能の使い方が変更になったり、無くなることでソフトウェアは正常に動作しなくなる。



Windows に用意されている機能とは、キーボードを押したときの処理や、DirectX などで画面に表示するなどパソコンを利用する上で基本的な機能から、ウィンドウサイズが変更できるか、または必ず全画面モードにするかなどソフトウェアの操作や内容により使い分けられている。

2.Windows XP 対応のソフトウェアを最新 Windows で起動した場合


Windows XP 対応のソフトウェアを最新 Windows で利用した場合は、インストールまでは正常に終了するがソフトウェアを起動させると「○○.dll が見つかりません。」などが表示されて起動しないことが多い。



また、Windos XP の時代は CPU が 32bit が主流だったのに対して、最近は 64bit が主流のため CPU の使い方によっても正常に動作しない場合がある。

3.最新の Windows で古いソフトウェアを起動する方法(1)


最新の Windows で古いソフトウェアを起動する一つ目の方法として、古いソフトウェアをインストールする場合にインストール先ディレクトリを「Program Files」から「Program Files (x86)」に変更すると動作する場合がある。



Windows の 64bit 版ではソフトウェアは「Program Files」にインストールされ、32bit 版では「Program Files (x86) 」にインストールされるため、32bit 時代のソフトウェアは「Program Files (x86)」にインストールするとパソコンの動作環境が適合しやすくなる。

4.最新の Windows で古いソフトウェアを起動する方法(2)


最新の Windows で古いソフトウェアを起動する一つ目の方法として、ソフトウェアの起動条件に古い Windows との互換モードを指定して起動すると動作する場合がある。



今回、Windows XP 対応ソフトウェアとして販売されたタイピングソフトのタイピングオブザデッド(The Typing of The Dead)を Windows 10 で起動するように設定する。

古いソフトウェアを Program Files (x86) にインストールする


まず、Windows XP などで動作していた古いソフトウェアを Windows 10 では Program Files (x86) にインストールする。
上図のようにショートカットから起動ファイルの先を確認すると Program Files (x86) が参照先になっているのがわかる。

互換モードを Windows XP に指定する


次にショートカットのタブ「互換性」を選択して、「互換モードでこのプログラムを実行する」にチェックを入れ、互換モードの対象 OS を「Windows XP (Service Pack 3) 」を選択してボタン「OK」またはボタン「適用」をクリックして設定する。

互換モード設定後のソフトウェアの起動の様子


互換モードを旧 Windows へ設定した後にソフトウェアを起動させると正常に利用できるのが確認できる。
Windows XP 時代などに購入したソフトウェアやゲームを利用したい場合は上記のようにインストール先の変更と互換モードを指定して実行するとよい。



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