意外と安い日産セレナのディーラー車検の費用とその内訳

新車で購入した日産セレナが 3 年を向かえて初めての車検となったが、車検というと自賠責保険や重量税など必ず必要な諸経費の他に、車検手続きの代行や部品交換などまとまった費用が必要なイメージで、かつディーラーで行うとさらに費用がかさんでしまいそうだが最近ではディーラーの方が安く済む場合があり、そのディーラー車検について紹介する。

意外と安い日産セレナのディーラー車検の費用とその内訳




1.車検とは


車検とは一般的な四輪の自動車の他、排気量が 250cc を超える自動二輪車が車道を走行するための安全基準を満たしているか検査して認定許可を受ける義務のことで、新車は購入から 3 年後、以後は 2 年ごとに車検を受けなければならない。



また、車検と同時に自賠責保険と車体に応じた重量税の徴収も行われるため車検時には多額な費用がかかるイメージが持たれやすい。
車検の認定が問題無いことを証明されると車検証が更新されるが、上記の通り自動車または二輪車が安全基準を満たしている他に、自賠責保険など必要経費を支払う他に毎年 5 月の自動車税の納税証明書も必要になる場合がある。

2.車検を受けることができる場所


車検は一般的に自動車の整備を行うことができるディーラーや個人で経営されている自動車工場、車検専門店など店舗で行うが、ユーザー車検と呼ばれる自動車の所有者自らが各地域の運輸局に持ち込んで車検証更新の手続きと検査を行うことも可能である。



ディーラーなども最終的には地域の運輸局に車検証の更新を行うため、店舗で行う車検とはユーザー車検を代行依頼しているものである。

3.ディーラー車検の費用


ディーラーから送られた車検費用の内訳

自動車整備工場などで行う車検に比べてディーラー車検の方が高いという所以は、車検を行っている間に手配される代車費用や依頼もしていないのに勝手に交換される部品費用と工賃が上乗せされることにあったが、昨今では車検が通るための必要再現の部品交換しか行わず、それ意外は作業前に所有者に交換の有無を確認してから作業に取り掛かるので交換を全て断れば、諸経費だけで車検が済む。

上図のように日産セレナをディーラーで車検を受けた場合は自賠責保険など法定費用が 67,390 円、点検費用が 30,240 円となり合計でも 97,630 円である。



あくまで上図は車検案内時の見積なので部品交換が必要な場合はこれに上乗せされるが、セレナの場合、実際の車検の内訳は次のようになり、合計で 74,500 円で済んだ。

・自賠責保険:21,550 円
・重量税:20,000 円
・印紙代:1,000 円
・代行手数料:9,900 円
・ブレーキフルード交換:4,100 円
・エンジン冷却水追加:1,760 円
-- 以下、こちらから依頼したもの --
・撥水洗車:3,850 円
・オイル交換
・オイルエレメント交換
・ワイパーゴム交換(フロント・リア)

4.ディーラー車検を安くする


高いイメージがあるディーラー車検だが条件によっては車検専門店よりも安くなる場合がある。
それは、ディーラーで車を購入したときに一緒に次の車検までのメンテナンスオプションに加入することである。
メンテナンスオプションはメーカーによって多少の内容の違いはあるが、ほとんどが半年に一度の定期点検とオイル交換の工賃が無料になる内容である。
日産の場合は上記の通り一回の車検の点検検査に数万円以上かかるが、メンテナンスオプションもほぼ同額のため、車検までの数回の点検とオイル交換の工賃が無料になることを考慮するとディーラー車検の方が安くなる。

5.ディーラー車検のメリット


ディーラー車検は日頃から付き合いが無く、いきなり車検に持ち込むと点検検査費用や代車代が上乗せされる可能性があるが、上記の通りメンテナンスオプションに加入して半年に一度でも点検に出しておくと早期の異常発見率が高まり修理費用が多額になることを避けることができる。
また、ディーラーとの日頃の付き合いができるため、代車費用が無料になったり、車の気になる点もオプション費用内で対応していることも多い。



実際に定期点検時に次の点で無料対応してもらい、ディーラーとの付き合いが功を奏すことも少なくない。

・フロントガラスの油膜が市販品では落ちず、業者用の洗剤で落としてもらった。
・車体のワックスが残っているのを業者用洗剤で落としてもらった。
・走行時の社内パーツの振動音をネジの締め直し等で調整したもらった。
・ヘッドランプカバーの日光による黄ばみをコンパウンドで落としてもらった。

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