NTT から提供される ONU の管理画面への接続とプロバイダの設定方法

NTT のインターネットの光通信回線を契約すると終端装置(ONU)がレンタル品として提供され工事担当者が ONU の設置までは行ってくれるが実際にインターネット接続に必要なプロバイダ情報の設定は自身で行うか有償対応となるため、自身で行うために ONU の管理画面への接続情報とプロバイダの設定方法を解説する。

NTT から提供される ONU の管理画面への接続とプロバイダの設定方法




1.パソコンと ONU を LAN ケーブルで接続する


ONU と LAN ケーブルを接続すると IP アドレスを検出する


ONU には設定するボタンや液晶ディスプレイが無いためプロバイダ情報を設定するためにはまず​パソコンを用意する必要があり、そのパソコンと ONU を LAN ケーブルで接続する。
LAN ケーブルで物理的に ONU と接続できれば、デスクトップの左下のウィンドウズマークを左クリックして「Windows システムツール -> コマンドプロンプト」をクリックしてコンソールを表示させる。
コマンドプロンプトが開けば下記のように ipconfig と打ち込むと、現在パソコンが検出している IP アドレスが表示される。
ONU の IP アドレスは 192.168.1.1 と固定化されているため、もしパソコンの IP アドレスが 192.168.1.*** となっていなければ、手動で設定する必要がある。

> ipconfig


2.パソコンの IP アドレスと ONU のネットワーク帯にする





パソコンなどネットワーク内に接続している端末には必ず IP アドレスと呼ばれる 192.168.1.1 の形式のようなネットワーク内の住所を所有している。
IP アドレスは三桁の数値をピリオドで四つに区分けされており、ONU とパソコンを直接 LAN ケーブルを接続している場合は IP アドレスの末尾三桁以外を ONU と一緒にしておかなければ別のネットワークと認識されてパソコンは ONU に接続できない。

Windows のメニューからネットワーク接続を選択する


Windows で IP アドレスを設定するためにはデスクトップの左下のウィンドウズマークを右クリックしてメニューを表示し、その中にある「ネットワーク接続」をクリックする。

「アダプターのオプションを変更する」を選択する


表示されたネットワークの設定画面の中からさらに「アダプターのオプションを変更する」をクリックすると利用しているパソコンに搭載されているネットワーク機能の一覧が確認できる。

イーサネットのプロパティを選択する


ノートパソコンで利用できるネットワーク機能は無線 LAN の「Wi-fi」と LAN ケーブルを利用する「イーサネット」の2つが表示されることがほとんどで、今回は LAN ケーブルで ONU と接続しているため「イーサネット」を右クリックし、表示されるメニューから「プロパティ」をクリックするとイーサネットの設定ウィンドウが表示される。

ipv4 のプロパティを選択する


イーサネットの設定ウィンドウが表示されれば、「インターネット プロトコル バージョン 4」にチェックが入っていることを確認してさらに「プロパティ」をクリックすると IP アドレスを設定するウィンドウが表示される。

IP アドレスを設定する


IP アドレスの設定ウィンドウはほとんどの場合は「IP アドレスを自動的に取得する」にチェックが入っているが、手動で IP アドレスを設定する場合は「次の IP アドレスを使う」にチェックを入れ、IP アドレスとサブネットマスクを次のように入力する。
サブネットマスクは IP アドレスを入力した後に入力欄をクリックするだけで自動的に入力される。

 ・IP アドレス:192.168.1.***(*** は 2 から 254 までの数値のいづれかを入力)
 ・サブネットマスク:255.255.255.0

IP アドレスが変更されていることを確認する


最後に各ウィンドウの「OK」を押して順番に閉じていき、改めてコマンドプロンプトでパソコンの IP アドレスを確認すると手動で設定した IP アドレスに変更されているのが確認できる。



3.ONU の管理画面にアクセスする


ONU の管理画面にアクセスする


ONU と LAN ケーブルに接続しているパソコンの IP アドレスのネットワーク帯域が ONU と同じになれば、ONU の管理画面にアクセスすることができる。
パソコンのブラウザを開いて URL 入力欄に 192.168.1.1 と入力すると上図のように ONU の管理画面にアクセスするための認証画面が表示される。
ユーザ名とパスワードは ONU の工場出荷時の状態から変更していなければ次の内容でログインが可能である。

 ・ユーザ名:user
 ・パスワード:user

4.プロバイダ情報を設定する


接続先設定を確認する


ONU の管理画面にログインできれば、「基本設定 -> 接続先設定(IPv4 PPPoE)」でプロバイダ情報が登録されているか確認することができ、まだプロバイダ情報が入力されていなければ上図のように接続状態が全て「未接続」となっている。
プロバイダ情報を入力するためには「詳細設定 -> 高度な設定」より行うことができ、プロバイダから提供される次の内容を入力すると ONU がインターネット接続を自動的に行い、ONU と同じネットワーク内に存在するパソコンはインターネット通信が可能な状態となる。

 ・接続先
 ・ユーザ名
 ・パスワード

5.無線 LAN ルーターにプロバイダ情報を設定する場合


高度な設定内の PPPoE ブリッジを確認する


今回は ONU にプロバイダ情報を設定してインターネット接続するようにしたが、ONU にプロバイダ情報を設定せずに ONU とは別に用意する無線 LAN ルーターにプロバイダ情報を設定する場合は ONU の管理画面の「高度な設定」内にある PPPoE ブリッジを「使用する」にチェックを入れて保存すると無線 LAN ルーターがインターネット接続するようになる。

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