Google Search Console とページビューが必ずしも一致するとは限らない理由

Google にインデックス化されているかを確認する Google Search Console は SEO 対策を行うために重要なツールだが、このツールで確認できる数値やグラフが下がったり低いからといって決してページビューやアクセス数に比例するわけではない。

Google Search Console とページビューが必ずしも一致するとは限らない理由




1.Google Search Console とページピューを比較する


やや右肩下がりな Google Search Console の結果


ある三ヶ月の Google Search Console の合計表示回数が上図となり、約 35.2 万件の表示回数であるもののグラフ左側の古い日付の時は 4,000 回数/日を超えていたものが日が経つにつれて減少してグラフ右側の最近の日付では 3,000 回数/日になっている。

Google アナリティクスでは直近二ヶ月は増加傾向にある


次にアクセス解析ツールの Google アナリティクスで同じ期間の三ヶ月を確認すると直近の二ヶ月はページビューが増加傾向にあるのが確認でき、Google Search Console の数値が減ったからといってページビューも比例して減少するというわけではないのがわかる。



2.Google Search Console で確認できること


Google Search Console はクローラーが自動巡回して検知したコンテンツ数がどれほどあるのかやその検知したコンテンツからインデックス化されて検索結果に表示される数量を示すもので、情報を探す場合はまず Google や Yahoo など検索サイトを利用する昨今では検索結果に表示される件数が減少するとそれだけ自身のウェブサイトやブログへの流入の機会を失うと想像されるが、あくまで Google を利用して検索した場合の数値であることを忘れてはいけない。

3.ページビューが増える三つの理由


Google Search Console での表示回数が減少しているのに実際にページビューが増える要因として三つ考えられる。
まず一つ目が、Google 以外の検索サイトからの流入量が増えている点である。
検索サイトは Google だけでなく bing などいくつか提供されており、Google は全世界のシェア率が 80% 以上ではあるものの残りの 20% 近くは他の検索サイトが利用されているため、それらからの流入が増えたと考えられる。



二つ目はブックマーク、いわゆるお気に入りからの流入が増えたと考えられる。
閲覧者は定期的に見たいウェブサイトやブログをブックマークに設定する傾向が強いため、SEO 対策していなくてもサイトへのファンやリピーターが増えるとページビューも増加する。
最後に三つ目は SNS や Q&A サイトからの流入である。
こちらも SEO に関係なく人為的な要素が非常に高いが、SNS 上で話題になりウェブサイトのリンクが拡散したり、知恵袋といった Q&A サイトからリンクされるとページビューが増える傾向にある。

4.Google Search Console の情報を大切にすべきか


前述の通り、全世界的に見ても Google が検索サイトで一番利用されており Google にコンテンツがインデックス化されて検索結果の上位に表示されるようになればページビューの数量が増えるので、Google Search Console で検索結果の表示回数など状況を確認して SEO 対策するのがページビューを増やす近道だが SEO 対策に向いていないコンテンツもある。
例えば小説やイラストといった「情報」ではなく「作品」に該当するコンテンツがそれに当たり、タイトルタグや H タグ、さらに文章を重視する検索エンジンから見ると「作品」は特定のキーワードで検索結果の上位に表示するための評価ポイントが乏しく、それに伴って検索結果の表示件数回数も低くなる。
これら「作品」に該当するウェブサイトやブログであれば Google Search Console の数値を気にすることなく、SNS や口コミなど人為的に流入するのに力を入れたほうがよい。

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