Excel で初期起動時のフォントを変更して見やすい資料を作成する -Officeソフトの技(36)-

Excel をインストールした初期状態で起動するとフォントは MS P ゴシックでフォントサイズは 11px の状態で始まるが、MS P ゴシックは入力する文字よってはバラつきがあり全体を見渡すと見づらいので、最近よく利用している Windows Vista 以降から標準で入っているメイリオが Excel 起動時に選択された状態に設定変更を行う。

Excel で初期起動時のフォントを変更して見やすい資料を作成する




1.MS P ゴシックとは


MS P ゴシックとは Windows を開発提供している Microsoft 社が Window OS 標準のフォントとして提供しているもので、20 年以上利用され続けているフォントである。
類似のフォントに MS ゴシックがあるが、MS P ゴシックの P はプロポーショナル(Proportional)を意味し、文字と文字との間隔が自動調整されるものである。
文字の線は細く、字体は MS P ゴシックも MS ゴシックも同じだが文字間隔が異なり、同じ文字数でも MS ゴシックの方が横長になる。
最近の Windows OS では MS P ゴシックに代わりメイリオが主のフォントとして利用されている。

2.メイリオとは


メイリオとは Windows Vista 移行に投入されたフォントで MS P ゴシックに比べると線がやや太く、文字ごとに幅が異なっていた MS P ゴシックに比べるとほとんどの文字が同じ幅に配置されるので長文でも文章が揃うので見やすい傾向にある。
尚、Meiryo UI メイリオから派生したフォントである。



3.Excel 起動時の初期フォントを変更する


Excel の初期起動時は MS P ゴシックが選択されている


Excel の初期起動時は上図のように MS P ゴシックが選択されている。
この初期に選択されている MS P ゴシックを変更するには上部メニューより「スタート -> オプション」でウィンドウ「Excel のオプション」を開く。

次を規定フォントとして使用の項目を変更する


ウィンドウ「Excel のオプション」を開くと左上の「基本設定」が選択されているのを確認し、右欄にある上図(1)の「次を規定フォントとして使用」を任意のフォントに変更する。
今回はメイリオに変更し、メイリオは MS P ゴシックに比べるとフォントサイズが大きいので、同じく上図(2)の「フォントサイズ」で 11 から 10 に変更する。

オプション変更後に Excel を起動した様子


オプション画面のボタン「OK」をクリックすると設定が反映され、次回 Excel を起動するとフォントがメイリオとなり、フォントサイズも 10px になっているのが確認できる。

4.フォントを変えることの有効性


MS P ゴシックとメイリオの違い


見やすい資料とはイラストや色を加えるだけでなく、フォントを変えるだけでもその印象は随分異なる。
上図は上から MS P ゴシック、MS ゴシック、メイリオの順番で並べたもので、MS P ゴシックと MS ゴシックでは自体は同じでも文字と文字との間隔が異なっているのがわかる。
どちらも半角英数字は間隔が無く読みづらく、特に MS ゴシックは「う」の前後に余白があり一文を見た際にバランスが悪い。
さらに線が細いので識字性が下がっている。
対してメイリオは半角英数字でも一文字一文字に幅があるので読みやすく、太さがあるので識字性が上がっている。
そのため文字だけの資料でも読みやすいフォントを選択することで読み手に「読まないといけない」という潜在的なストレスを与えないので資料の内容が頭に入りやすくなる効果がある。
尚、縦線の右側に配置しているフォント名に使っているフォントは有償となるが新ゴМを利用している。
より線が太くなり、一文字一文字が正方形に近い形なので整列されやすく、より見やすいフォントとなっている。

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