ワイパーが効かなくなる油膜が付く原因となかなか落ちない油膜を取る方法

雨が降る夜に車を運転しているとワイパーを動かしてもフロントガラスに膜状(油膜)のものが残り、それが対向車線のヘッドランプや街灯の光でさらに視界を悪くして非常に危険な状態であるが、油膜はいくら洗っても綺麗にならないことが多いので綺麗にする取り除く方法とその原因について紹介する。

ワイパーが効かなくなる油膜が付く原因となかなか落ちない油膜を取る方法




1.ワイパーが効かなくなる原因


雨の日やウォッシャー液を噴霧してフロントガラスに付着した水滴を拭うのにワイパーを利用するが、水滴が残るなどワイパーが効果を成さず視界がクリアにならないことがある。
ワイパーが効かなくなる原因は二つあり、一つ目はワイパーゴムの劣化である。
ワイパーゴムは消耗品のため頻繁に利用したり、日光にさらされることでフロントガラスの水滴を拭き取る能力が低下する。
ワイパーゴムの劣化を判断するにはワイパーを動かし、ワイパーゴムの両端ではなくワイパーが通過した所々で水滴の筋が残るようであれば劣化が疑われるので交換すると解決する。

二つ目はフロントガラスに油膜が付着している場合であり、油膜は洗っただけでは落ちないことが多いため、油膜が付着する原因と対策を後述する。

2.油膜が付く原因


油膜とは字のごとく油の膜であり、車を運転していると日常的にフロントガラスに付着する。
主成分は油なので食器洗いに利用する油を分解する中性洗剤で多少落とすことはできるが、フロントガラスに付着する油膜は車の排気ガスや路面に付着している廃棄物などシリコンの成分が雨に溶け、それがフロントガラスに付着したものが油膜の正体である。
市販されている撥水コーティング剤にもシリコンの成分が含まれているためフロントガラスに撥水処置した場合は時間の経過とともに油膜化することも多い。



3.油膜が残ったままでの問題点


油膜が残ったまま走行すると日中であればあまり影響を受けないが、夜間走行時は対向車のヘッドランプや街灯の光の回りにさらにモヤがかかったように見えて視界が悪くなる。
その状態で雨も降っていると水滴による光の反射でさらに視界が悪くなり、歩行者や停止線の見落としにつながり重大な事故を引き起こす原因となる。
外気の温度が低い場合はフロントガラスに温風をかけると少し視界が良くなるので応急処置としてエアコンをフロントガラスに当てるよい。
また、ドライブレコーダーや衝突防止のセンサー、ETC センサーはルームミラー周辺に取り付けられていることが多いため、油膜が原因でドライブレコーダーであれば画質の劣化、衝突防止センサーと ETC センサーであれば正常に検知しなくなる恐れがある。
加えて油膜は蓄積するので放置するほど取り除くのが困難かつ費用がかかるので気づいたときに対処するほうがよい。

4.自力で油膜を取る方法


油膜に気づいたとき、費用と手間をかけずに油膜を取るためにはまずフロントガラスを車用のシャンプーを使ってガラス面の汚れ等を取り除く。
成分が油のため、水だけの洗車では油膜は取りづらく、汚れを分解する成分がある車用のシャンプーで軽い油膜を取り除く。
次に油膜専用の除去剤が販売されているため、この油膜取りをガラス面に吹き付けたり添付して油膜を分解する。
一度もフロントガラスに撥水加工をしていなければ洗車と油膜取りで大方は取り除くことができる。

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また、油膜取り用のコンパウンドも販売されており効果は大きいが、微粒子でガラス面を擦るのであまり強く擦ると目には見えないがガラスが傷つき、その凹んだ箇所に汚れや水滴が入り視界を悪化させる要因にもなるのでコンパウンドを利用する場合は注意が必要である。

5.業者に油膜取りを依頼する方法


車の整備工場やディーラーでは撥水加工を有償で行っている場合があるが、撥水加工する前には必ずガラス面にある汚れを取り除くと同時に油膜も除去して綺麗な状態にしてから処置にとりかかる。
そのため、撥水加工のサービスを提供しているところでは油膜を取る技術も持っており、車の点検や車検時に油膜取りについて相談すると無償で油膜取りの対応をしてくれることがある。
今回、油膜取りを購入して自力で油膜を取ろうと数日おきに実施してみたが一行に油膜が取れる気配が無く、車の点検時に持ち込んだディーラーに相談したところ無償で対応してもらい、即座に油膜の問題が解決した。
自分でフロントガラスに撥水加工していたことが強力な油膜が付着した原因の一つだが、ディーラーで新車を購入際にディーラー側でも撥水加工していたとのことなので、撥水加工の成分によっては自力で落とせないことがあるようだ。

6.油膜を取った後の状態


油膜が付いている状態で雨を受けるとガラス面は丸状で残ったままとなり、ガラスに傾斜があり車を走行させて風を受けてもあまり水滴が流れない。
また、油膜が付いている状態でワイパーをかけると丸状の水滴は無くなるものの、油膜の上にごく薄い水分が残りビニールを貼ったようになりそれが視界を妨げる。
対して油膜を綺麗に取ると車が停止して風を受けていない状態で水滴が付いても下図のように水滴が丸状にはならずに薄く広がり、自然と重力に従い下方に流れようとする。
もちろんワイパーを動作させても筋も膜状のものも無く綺麗に水滴を拭き取れる。

油膜が無い状態での水滴の様子


油膜を取るのはディーラーに依頼するのが確実なのでできるだけ車の点検や車検時に忘れずに油膜についても対応依頼しておくとよいだろう。

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