アクセスが無い古い記事を削除することで SEO に影響があるかの検証と考察

このブログを開始してから 15 年近く経過して 2,000 を超える記事数になったが、当初は SEO を気にすることなく公開する記事のカテゴリーを絞っていなかったためこのサイトが何のカテゴリーに属すものか判断に難しく、それが検索結果の上位に表示されにくいと要因だと考え、既にアクセスが無く公開日が古い記事は削除してサイトをカテゴライズしやすくすると検索順位に影響があるか検証してみた。

アクセスが無い古い記事を削除することは SEO に影響があるか検証してみた




1.本ブログで古い記事を削除する目的


本来の SEO の観点では今サイトを見に来てくれる人に有益な情報があるかどうかという点が重要になるため、今回古い記事を削除する目的として古くて今や役に立たない情報は削除するという点もあるが、本ブログの過去の記事一つ一つはカテゴリーに分類することができても、本ブログは何のカテゴリーを扱っているのかが不透明なためカテゴリーを絞る目的で古い記事を削除する意味合いが大きい。
サイト内のさまざまな記事が検索結果の上位に表示されやすくするためには記事一つ一つの内容を高品質にするだけでなく記事を含めたサイト全体が何のカテゴリーかも重要になり、例えばあるキーワードで検索した場合に表示される検索結果の上位サイトは IT 系であったり食品系であったりと何らかのカテゴリーに分類できる主分野があるのがわかる。
そのため一つのサイトに対して、そのサイトを連想するキーワードが数種類程度に絞れるのが理想である。

2.削除する対象の記事の選定


本ブログではカテゴリー分類できる記事は「テーマ」という形で分類してきたが、どのテーマにも属さない記事はテーマ「独り言」として公開してきた。
15 年近くブログを続けているとこのどのカテゴリーにも当てはまらない「独り言」の記事数が最多となり、SEO の観点で見ると本ブログがそもそも何のブログかわかりづらい。
そこでサイトタイトルの通り、Web 系の情報に重きを置くべくテーマ「独り言」に属す雑多な記事を削除対象とする。
また、これに併せてアクセス解析(Google アナリティクス)で過去数ヶ月で全くアクセスが無かった古い記事を削除の対象とする。
その結果、約 600 ほどの記事が削除対象とすることとし、約 2,200 あった記事が 1,600 ほどとなり本ブログに総記事数から見ると約 30% を削除に相当する。

3.削除前のガバレッジとアクセスの状態


古い記事を削除する前に Google のインデックスの状態を示すガバレッジ(Google Seach Console)と、アクセス解析(Google アナリティクス)で一ヶ月あたりのページビューを確認する。
ガバレッジの方はエラーが 50 件ほど発生しているが内容は「サーバエラー」なのでロボットがクロールした際にすぐに応答が返らなかったのが原因と思われるので今回は無視することとし、記事はまだ削除していないので HTTP ステータス 404 となる「ページが見つかりません」は検知していない状態である。

記事削除前のガバレッジの状態




有効となっているのが Google が記事を認識している数量で、実際は約 2,000 ほど記事があるのだが 1,910 件の記事を Google が認識していることを示している。
次にアクセス解析を確認すると、記事を削除した月の総ページビューは約 5,200 ページビューとなり日平均は約 170 ページビューあるのがわかる。

記事削除前のページビューの状態


4.削除して一ヶ月後の様子


約 600 ほどの記事を削除して一ヶ月経過してガバレッジとページビューを確認してみると、ガバレッジの方は記事を削除したことで「ページが見つかりません」を大量に検知したためエラー数が増大したものの、何故か有効数が削除前に比べると2倍になっていた。
次いで翌月分だけのページビューを確認すると約 4,400 と先月に比べると減少している。
キーワード検索しても検索結果に表示されていた記事が表示されなくなったものもあり、何らかのペナルティが発生したと考えられる。

記事削除後、一ヶ月の状態


5.削除して二ヶ月後の様子


記事を削除してから二ヶ月経過してガバレッジとページビューを確認してみると、ガバレッジの方は未だに記事を削除したことで生じる「ページが見つかりません」を大量に検知した状態で前月と同様のエラー数で減少していないが、ページビューを確認すると約 5,800 と削除前の水準に戻っている。
キーワード検索して検索結果に表示されなくなってしまった記事が結果の順位は低いものの表示が確認されたため、ペナルティからは脱したようだ。

記事削除後、二ヶ月の状態


6.削除して三ヶ月後の様子


記事を削除してから三ヶ月経過してガバレッジとページビューを確認してみると、ガバレッジの方は記事を削除したことで生じる「ページが見つかりません」は出ているものの依然よりもそのエラーの数量は大幅に減少している。
ページビューの方を確認すると約 6,000 と数値だけ見れば前月分と比べると増加傾向にあるが、数百のページビュー程度だと誤差の範疇なのでこれが古い記事を削除した影響かはまだ判断が難しい。

記事削除後、三ヶ月の状態




7.削除して半年後の様子


記事を削除してから半年経過してガバレッジとページビューを確認してみると、ガバレッジの方は「ページが見つかりません」のエラーはほぼ無くなったものの記事の応答が無い場合に発生する 500 系のエラーを約 50 ほど検知していた。
これはサーバの性能や回線の問題があるので大量にエラーが発生していないならば無視できる。
ページビューの方を確認すると約 6,000 と変わりがなく、削除後三ヶ月経過してからこの水準なので本ブログの月の平均ページビューは 6,000 程度で落ち着き始めたものの、増加の傾向も見らなれない。

記事削除後、半年後の状態


8.古い記事を削除することの総評


記事を大量に削除した後に Google Search Console よりガバレッジを確認するたびにサイトマップも再送していたが、すぐにはそのサイトマップ通りにクロールしてくれないようでエラーを検知し始めたのは二ヶ月後からだった。
それに対して特定のキーワードで検索した際の検索結果も順位を落としたりランク外となってしまったので大量に記事を削除するのは避けて少しづつ削除するか、サーバ側で「ページが見つかりません」ではなくページを削除または移動したことを促す代替えページを設置するなどして少しでもフォローを入れておいたほうがよさそうだ。
当初の削除目的の通り本サイトの趣旨から外れる記事を削除したことで残した記事の検索結果が上がる傾向も見られないが、当面はこのまま経過観察し、変化が現れなければ削除できる記事がまだ大量にあるのでさらに削除して変化するか確認することにする。

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