ドライブレコーダーから SD カードを初期化するように何度も言われる原因は

車の購入時に純正のドライブレコーダーを付け、録画した動画は付属の microSD カードに保存されるようになっているが容量が 8GB と小さめなので容量の大きい microSD にしたところ、ドラレコから頻繁に「SDカードが初期化されていません」と音声が流れるようになった。

1.取り替えた microSD とは


microSD はスマホでよく利用されているので種類も豊富で、32GB でも既に 1,000 円を切って購入できるようになった。
家電量販店のワゴンセールでアイオーデータの 32GB microSD が 980 円だったのでこれをドラレコ用に利用することにした。
尚、通信速度を示す class は 4 なので 4MB/秒でデータを転送する microSD となる。

32GB microSD


2.microSD の初期化


スマホでは購入した microSD はそのまま使えることが多いので初期化(フォーマット)を意識することは少ないが、今回のようにドラレコや IoT 機器など独自のハードウェアで利用する場合は、その機器で使えるように初期化が必要になる。
幸い、純正ドラレコに初期化の機能があるので 32GB のカードを入れて初期化を行った。
もしドラレコに初期化の機能が無い場合は、パソコンに初期化のソフトを入れて実行する。

3.不意にやってくる初期化の案内


初期化が終わると、自動的に録画を開始してくれる。
しかし、約 10 分から 30 分の間で「SDカードが初期化されていません」と音声が流れ、その音声が流れた後は録画できない状態となった。
再度、ドラレコの機能から初期化すると録画できる状態に復帰するが、しばらく経つとまた「SDカードが初期化されていません」と音声が流れ録画できなくなってしまう。

4.正常に動作しない原因は?


試しに他の microSD カードで試してみたが、やはり同じように「SDカードが初期化されていません」と音声が流れて認識できなくなる。
他のカードでも発生するのでどうやら microSD カードの故障ではないようだ。
さらに調べてみると、microSD カードには「SLC」「MLC」「TLC」と 3 種類の規格があることがわかった。

microSD のパッケージには通信速度を示すクラス○の表記はよく見るが、「TLC」などの表記は見たことがないし、今回購入した microSD にもその記載はない。
今回の原因はこの「TLC」の規格にあるようで、「TLC」は安い microSD でよく採用されているらしい。
「MLC」なると「TLC」より性能が良く、耐久性に優れ、振動・高温でも動作するドラレコや屋外の防犯カメラでの利用に向いているらしい。
また、「TLC」は長時間動画の保存には向いていないのでこれらの点から、980 円で購入した microSD は「TLC」である可能性が高く、ドラレコ用に使うにはもう少し販売価格が高い microSD を使うべきのようだ。

ちなみに microSD にも寿命があり、SLCタイプは10万回、MLCタイプ1万回、TLCタイプは1,000回ほど同じ領域にデータを書込むとそれ以降は書き込みに支障が出てくるらしい。
安い microSD をスマホで使っている場合は注意が必要だ。

5.MLC と TLC の見分け方


高いお金で購入したのに実は「TLC」だったということを防ぐために「MLC」か「TLC」かを見分けたいが、この規格は内部構造によるものなので外から見るだけでは判断できない。
家電量販店で microSD のパッケージを見比べても「MLC」や「TLC」と言った表記が無いものが多く、「耐温度」や「耐衝撃」とあるものが「MLC」とも受け取れるがその確証は得れない。
ドラレコ用に利用する場合はできるだけ「MLC」の記載があるものや、ネットの購入者レビューで問題無いと書き込みのある microSD を選択しておきたい。

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