携帯電話へメール送信したが届かなかったのは宛先不明?受信拒否?

1.電子メールが活用されているワケ


スマートフォンの普及で手軽に連絡できる電子メールは SNS などコミュニケーションアプリの登場により日常生活での利用度は落ちては来ているが、ビジネスの世界ではまだまだ必需品である。

システムを保守する会社ではサーバやサービスダウンを即座に検知するために担当者にメール通知する仕組みを導入したり、昨今の大規模災害で職員の安否を確認するためにメールを利用することは多い。

スマホアプリだとアプリを運営している会社が持つシステム(サーバ)を介すため、このシステムがダウンすると使えなくリスクがある。
反面、メールだと直接自社が持つメールサーバから配信できるので障害時の対応が取りやすいのと、メールを受け取るソフトやアプリがあればよいのスマホを持たない職員や端末の故障時に代替が可能となり利点がある。

メール送信エラー


2.携帯電話向けメールアドレスへの送信は注意が必要


携帯電話各社で利用できるメールアドレス(@docomo や @softbank)はメールを受信するとすぐに端末にメールが届いたことを知らせてくれるので便利ではあるが、"迷惑メール"と呼ばれる宣伝や詐欺被害に繋がるメールが横行したことで携帯電話各社がメール受信の設定を強化している。
初期設定では携帯会社から配信されたメールしか受け取らない設定になっているが、パソコンやシステムからメールを受けるためにはメール受信者が自ら受信許可の設定をする必要があり、この設定をしない限りメールを送っても届かない仕様になっている。

3.メールが届かないと言われたときに調査が可能?


システムからメールを送った場合はメールサーバのログにその結果が残るようになっている。
メールが届かない主な理由としては、「配信先の指定が間違っている」か前述の「受信設定されていない」の2つが考えられる。
もし利用者から「メールが届かない」と言われた場合はログを見ると判明する。
下記はメールが届かなかった場合のログの一例である。

error (550 Unknown user ***@docomo.ne.jp (in reply to RCPT TO command))
error (550 Unknown user ***@docomo.ne.jp (in reply to DATA end))


メールが届かなかった場合は 550 というステータスコードが返ってくる。
次いで、(in reply to RCPT TO command) はサーバがメールを送信しようとしてエラーになっていることを示し、配信先(To)の指定が間違っていることが多い。
対して (in reply to DATA end) は利用者が受信設定しない、すなわち受信拒否の状態を示していることがわかる。

この記事へのコメント