防災担当者も参考にする防災グッズ紹介の書籍と災害への心構え


[初回公開] 2019年04月17日

災害への備えは地震だけでなく、近年では梅雨に入る前から秋にかけての大雨と土砂災害の被害も増えており、防災システムに携わる関係から毎年日本のどこかで災害被害に見舞われて避難を余儀なくされる方がいるのを肌で感じるとともに、自身も災害に遭った経験から参考になった書籍を紹介する。

大雨や台風など避難時に役立つ防災グッズと災害への心構え




1.災害への心構えと防災グッズの書籍





災害に対する防災グッズと言っても地震や大雨と種類の他、災害発生時に自身が海側にいるのか、山側にいるのかで取りうる行動とその時に必要な防災グッズは異なる。
一般的に防災グッズというと非常食や携帯ラジオ、携帯トイレなど一式揃ったものが想像されるが、それ以外にも常備薬や着替え時の目隠しや女性であれば生理用品などいざ、避難するときは持参しておいたほうがよい品物は多い。

そこで、災害の種類ごとに注意すべき心構えや、各パターンに応じた防災グッズが掲載されているのが「防災グッズ449」である。



書籍の内容は次の通りである。

 1.あなたに必要な準備ってどれくらい?
 2.絶対必須の防災グッズ10選
 3.本当に必要な防災グッズ
  ・事前準備
  ・発災直後
  ・避難
  ・食事
  ・自宅避難
  ・避難所
  ・車中泊
 4.災害時に大活躍する日用品
 5.100均で使える防災グッズ
 6.必要だけど配給されなかったもの
 7.防災スマホ作戦
 8.サバイバルライフハック術
 9.最新防災セット徹底解剖
 10.災害保険のこと
 11.自身に強い部屋づくり
 12.非常食ランキング
 13.防災マニュアル新常識
 14.防災グッズ完全ガイド水害編
 15.もしもの時に取るべき行動

2.書籍の販売価格とページ数





本体価格は税抜 680 円で全 130 ページで構成されている。

3.防災グッズ書籍を読んだ感想


自身が防災システムに携わっているため自治体の担当者とも本書について会話をしたが、自治体によっても地形の違いや気候の違いから防災に対する考え方と対策が異なっているため、パターン別に掲載されている本書は参考になるとのことだった。

書籍のタイトルは「防災グッズ449」とあるようにグッズ紹介の書籍に捉えがちだが、自分の置かれている環境が海岸、山間部、都会といった地形によるものと、高齢者、妊婦、単身といった家族構成も考慮して注意すべき点とそれに合わせて必要なグッズが整理されているので災害発生時、またはその後の行動がイメージしやすく災害に対する心構えも変わるだろう。



また、災害に対する行動指針もありこの一冊で災害時にどうするかを見つめ直せるきっかけにもなる。
防災グッズの紹介においては実際に利用したレビューもあり、辛口なコメントもあるのでこれから店頭で並ぶであろう「防災」と銘打った特設コーナーで商品を選ぶ際にポイントとなる点も把握できる。

被災者の体験も掲載されており「ウチは大丈夫だろう」「どうせ大したことないだろう」という意識が生死を分ける重要なポイントであることを感じる。
今や日本のどこにいても何らかの災害で被災する可能性があることを忘れないようにしたい。

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