スマートフォンにUSBメモリを認識させる

USBメモリにある情報をスマートフォンで開きたい場合、パソコンを介してデータを保存し直す方法があるが、スマートフォンに直接USBメモリを挿してデータを保存する方法もある。

スマートフォンにUSBメモリを挿すためには一つ、外部機器を必要とする。
それが、USB変換アダプタである。
->スマートフォンにUSB機器を接続する

まずはこの変換アダプタを入手し、USBメモリをスマートフォンに接続できるようにしなければならない。
このUSB変換アダプタを使うと、マウスやキーボードであればすぐに認識するのだが、スマートフォンの場合はセキュリティのためすぐに利用できないようになっている。

ここから次の8つの手順を実施することでUSBメモリからスマートフォンにデータ移動ができる。
尚、利用する端末はSO-04Eで、OSはAndroidである。

1.開発者モードになる
Android には「開発者モード」というアプリ作成者向けに裏設定が設けられている。
一般的に利用すると動作しないなどの悪影響もあるので秘匿にされているが、このモードにしないとUSBメモリは認識しない。

「開発者モード」になるためには、「設定 -> 端末番号」に移動し、「ビルド番号」を7回タップする。
もちろん、データ移行後も「開発者モード」のままとなるので、元に戻す方法は後述する。

 ビルド番号をタップ

2.開発者オプションを開く
開発者モードになると、「設定」に"開発者オプション"の項目が表示されるようになる。
次いで、この"開発者オプション"をタップして、設定画面を表示させる。

 開発者オプション

3.USBデバッグの有効化
開発者オプションの中にはいろいろな設定があるが、USBメモリを利用するためには「USBデバッグ」にチェックを入れるだけでよい。

 USBデバッグにチェック

4.USBメモリを接続
ここでようやくUSBメモリをスマートフォンに接続する。
無事認識すると、ステータスバーにUSBのマークが表示される。

5.USBメモリ内のデータを選択
スマートフォンがUSBメモリを認識すれば、データを移動させる。
Windowsであればフォルダを開いてデータをコピー&ペーストするだけだが、スマートフォンにはその機能がないことがある。
そこでフォルダ・ファイル管理のアプリを利用する。
ここでは無料で配布されている「ASTROファイルマネージャ」を利用する。
ファイル操作できるアプリであれば、他のアプリでも問題ない。

USBメモリの他、SDカードの情報も「/mnt/storage」にあるのでこの階層まで移動する。
「sdcard0」がスマートフォンの元々の保存領域、
「sdcard1」が別途挿入している外部SDカードの保存領域、
そして「usbdisk」がUSBメモリとなる。

 外部メディアの保存場所

6.データの移動
データの移動は対象ファイルをコピーして、場所を移動してペーストする。
アプリによって操作方法が異なる場合があるが、このアプリの場合はファイルを長押しするとコピーし、「sdcard1」などに移動して貼り付けのアイコンをクリックして完了する。

 ファイルのコピー

7.USBメモリの解除
ここまででファイルのコピーは終わったのでUSBメモリを抜いてもいいのだが、故障回避のため念のため手順を追って解除させる。
まず、USBメモリを認識しているのでその解除を行う。
「設定 -> ストレージ」を開き、「USBストレージのマウント解除」をタップする。
間違っても「SDカード~」の箇所は触らないようにする。

マウントの解除が終われば、USBメモリをアダプタから抜いてよい。

 USBメモリの解除

8.開発モードの解除
最後に開発者モードのままだとうっかりタップして設定を変えてしまう恐れがあるので、こちらも念のため開発者モードを解除しておく。
「設定 -> アプリ」より全てのアプリ一覧の中から「設定」を探し出す。
検索がないので面倒だが、見つかればそれをタップする。
タップすると「データ削除」を選択することで 「開発者モード」が解除される。

 開発モードの解除

これで出先でもパソコンが無い状況でもデータの送受領ができる。

一点注意点として、USBメモリのファイルシステムがNTFSでは「空または不明」と出て認識できない。
必ずUSBメモリを「FAT32」にクイックフォーマットでもして使うようにしなければならない。