Windows 10 のアップデートが止まったり失敗する原因と解決方法


[初回公開] 2016年09月07日

Windows 10 の Windows Update は月に一度を目安に小規模なものから大規模のものまでパソコンの脆弱性を解決するための更新ファイルが配布され、何らかの原因でそのアップデートに失敗すると何時間経っても終了しないことがあるため、失敗する原因と解決方法を紹介する。

Windows のアップデートが止まったり失敗する原因と解決方法




1.Windows Update に失敗する原因


Windows Update が進まずに停止し、失敗する原因は主に二点ある。
一つ目は長い期間 Windows Update を行っていない場合である。
Windows Update は基本的に配布された順番に改修されたプログラムファイルを更新していくため、古い Windows の状態から最新の Windows Update のファイルを適応しようとするとそれまでの期間に配布されたファイルが無く正常にアップデートされなくなる。

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二つ目は Windows Update で適応するファイルに不具合があり正常にアップデートできない場合である。
特に大型アップデートの場合によく見受けられる事象で、不具合が報告されてからすぐに修正されたファイルが配布されるがそれまでは不安定な状態でパソコンを利用することになる。



2.失敗した更新プログラムをアンインストールする


Windows Update が途中で止まったり進まない場合は止まっている更新プログラムをアンインストールし、再度「更新をチェック」を行うと最新版の更新プログラムでインストールが開始される。
Windows Update で配布される更新プログラムは過去に配布した更新内容を網羅されていることもあり、最新版を適用すれば解決することが多い。
更新プログラムをアンインストールする手順は次の通りである。

(1) 「設定 -> 更新とセキュリティ -> Windows Update -> 更新の履歴を表示する」の順にクリックする。
(2)「更新の履歴」の項目でインストールに失敗している更新プログラムの番号(KB◯◯◯◯◯◯◯)をメモする。
(3)「更新の履歴を表示する」画面の最上部にある「更新プログラムをアンインストールする」を選択する。
(4)「更新プログラムのアンインストール」画面で、上記(2)でメモした更新プログラムの番号にある「アンインストール」をクリックする。

3.システムファイルを修復する


Windows Update で配布される更新プログラムが正常でも、OS 内部のシステムファイルが何かの原因で不整合を起こしている場合は更新プログラムが更新手順を踏むことができずに処理が停止してしまうことがある。
そのため、システムファイルが壊れた時に修復できるように Windows にはシステムファイルのチェックと修復を実施するコマンドが用意されている。
画面左下の「Windows マーク -> Windows システムツール -> コマンドプロンプト」をクリックするが、コマンドプロンプトをクリックする際には右クリックして管理者権限で起動させる。
コマンドプロンプトが起動後すると画面に「sfc /scannow」を入力してエンターキーを押下する。
しばらくの間はシステムファイルのスキャンが動作し、スキャン終了と同時に簡単な状況報告とログファイルが書き出される。
もしスキャンした結果で問題または修復可能な場合は自動的に修復も実施してくれる。



4.Windows OS を再セットアップする


上記の「更新プログラムをアンインストール」ができない、もしくはシステムファイルを修復しても Windows Update が止まって失敗する場合は Windows OS のクリーンインストール、すなわち再セットアップを行い、再セットアップ後に実施する Windows Update により正常化させる方法がある。
前述の通り Windows Update で配布される更新プログラムは過去に配布された内容も含んでいるが、その過去からの経緯の中で不要になった更新内容を破棄することもあり、しばらく Windows Update を行わなかったことにより破棄すべきプログラムが残っているがゆえにアップデートの邪魔をしていることもある。
クリーンインストールすることでその邪魔なプログラムが入ることもないので、クリーンインストール後は正常に Windows Update を実施することができる。

5.大型アップデートの配布を待つ


上記の「更新プログラムをアンインストール」ができない、もしくはシステムファイルを修復しても Windows Update が止まって失敗するものの、OS のクリーンインストールは手間なので行いたくない場合もある。
その場合は、不定期に配布される大型アップデートを待ち、適用することで解決することがある。
大型アップデートは蓄積してきた Windows Update を全く違うものに入れ替える場合があり、表向きにはアップデートだが実際の中身は総入れ替えが行われる。
最近では Windows Update 20h2 が該当し、これを適用することで失敗していた Windows Update が一斉に正常化する例が挙がっている。​

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