FMLをインストールする -FML(2)-

メーリングリストを提供する案件があり、オープンソースの"FML"を採用したのでそのインストール手順を記述する。

"FML"はPerlベースのメーリングリストで、受口となるメールアカウントにメールを送信すると、その受口に所属するメンバーにメールが送信される仕組みだ。
メールの送受信には別途メールサーバが必要となり、今回はOSが"CentOS"、メールサーバは"postfix"を利用する。

"FML"はバージョン4系と8系があるようで、バグが枯れているバージョン4系を使っている。
->サーバにメーリングリストを設置する -FML(1)-

1. FMLの入手
 ソースを下記URLから入手し、サーバにアップロードもしくはwgetコマンド直接保存する。

  ftp://ftp.fml.org/pub/fml/stable/fml-4.0-stable-20040215.tar.gz


2. FMLをインストールするユーザの作成
 メールを受けてからの処理はFMLをインストールしたユーザ権限で行われるため、そのユーザを作成する。
 尚、ユーザ名に指定はなく、今回は"fml"を作成する。

  # useradd fml
  # passwd fml


3. FMLのインストール先を作成
 FMLのインストール先となるディレクトリを作成する。

  # mkdir /usr/local/fml
  # chown fml.fml /usr/local/fml
  # chmod 755 /usr/local/fml
  # mkdir /var/spool/ml
  # chown fml.fml /var/spool/ml
  # chmod 755 /var/spool/ml


4. FMLをインストールする
 FMLをインストールする。

  # su - fml
  $ cd fmlがあるディレクトリ
  $ tar zxvf fml-4.0-stable-20040215.tar.gz
  $ cd fml-4.0-stable-20040215
  $ perl makefml install


5. メーリングリストの作成
 メーリングリストを作成する。

  $ /usr/local/fml/sbin/makefml newml メーリングリスト名

 エイリアスを登録する。

  $ exit
  # cd /var/spool/ml/メーリングリスト名
  # cat aliases >> /etc/aliases
  # newaliases


6. メールサーバとの連携設定
 メーリングリスト宛てにメールが送信された時のためにメールサーバに設定する。

  # vi /etc/postfix/main.cf

 追記/変更する。

  allow_mail_to_commands = alias,forward,include

 メールサーバを再起動する。

  # /etc/init.d/postfix restart


7. メーリングリストの所属するメンバーの登録
 メンバーを登録する。

  # su - fml
  $ /usr/local/fml/sbin/makefml add メーリングリスト名 メンバーのメールアドレス


8. 送信テスト
  メーリングリスト宛てにメール送信し、メンバーのアドレスに届けば終了。


FMLに各種コマンドが用意されているので比較的簡単に導入することができる。
メーリングリストを作成するとサーバ内にディレクトリが作成され、メーリングリスト個々に詳細な設定を行うことが可能になる。

次回は設定について紹介する。

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