録画したビデオテープの内容を動画ファイルに変換してパソコンへ取り込む -GV-USB2-


[初回公開] 2011年05月27日

一昔前はテレビ放送やビデオカメラで録画した内容は VHS などビデオテープに保存することが主流で未だに家庭内に保管されている人は少なくないが、多くの情報がデータ化されてパソコンやスマートフォンで再生される今の時代でも活用できるように、ビデオテープをデータ化して動画ファイルへ変換してパソコン等で再生できるようにするツールの一つとしてビデオキャプチャーの"GV-USB2"がある。

ビデオキャプチャー GV-USB2




1.製品の仕様


ビデオキャプチャー"GV-USB2"はほぼケーブルで構成されており、ケーブルの片方はパソコンに接続するための USB 端子となっており、その反対側はビデオデッキやテレビに接続する S 端子と赤黄白の AV 端子となっている。

[対応OS] Windows 10/8.1/8/7/Vista/XP(SP2以降)
[入出力端子] S ビデオ入力端子(ミニDIN 4ピン)× 1、AV 入力端子× 1、USB 2.0 × 1
[サイズ/重量] 約18.2(W) × 57.4(D)×13.0(H)mm(ケーブル部除く) / 約50g / ケーブル長:パソコン接続側(約50cm) / ビデオ入力側(約15cm)

2.販売価格


店頭では 3,200 円前後、インターネットでは 4,700 円前後で販売されている。

ビデオキャプチャー GV-USB2

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3.内容物


・GV-USB2 本体× 1
・サポートソフト CD-ROM × 1
・取扱説明書 × 1

4.操作性


使い方はまず本体に同梱されている CD-ROM をパソコンにセットし、パソコンが GV-USB2 を認識できるようにドライバと、ビデオテープの録画内容を動画ファイルに変換するソフトウェア"LightCapture"をインストールする。
インストールが完了した後、パソコンとビデオデッキを"GV-USB2"を介して接続する。
最後にパソコンにインストールした"LightCapture"を起動した状態でビデオデッキを再生するとパソコンのディスプレイに"LightCapture"ウィンドウ内でビデオテープの内容が再生される。
パソコンとビデオデッキ、"GV-USB2"はそれぞれ端子の形状が異なっている点と、AV 端子も同じ色の箇所に接続すればよいので接続は簡単であるが、パソコンにソフトウェアをインストールして利用するのでパソコンが少し触れる程度のスキルは必要となる。




尚、"GV-USB2"をパソコンに USB 接続していない状態で"LightCapture"を起動しようとすると「GV-USB2 が認識しません」と警告表示が出てくるので接続に間違いがあったり接触不良の場合はわかりやすい。
"GV-USB2"がパソコンに接続した状態であればビデオデッキが再生されていない状態(停止中)でも電源が入っていない状態でも"LightCapture"は起動できる。

キャプチャソフト LightCapture


5.満足点


"GV-USB2"が販売される以前はビデオテープの内容を動画ファイル化するにはパソコンに高価なキャプチャボードが必要な上、動画ファイルに変換するソフトウェアも高価で操作が難しい状況だったので、安価な上に"LightCapture"は比較的操作が簡単なので導入しやすい。
また、ビデオテープから DVD に変換するサービス業者も昔から存在するがそちらも高価な上、家族を録画したホームビデオなど見られたくない内容を業者に託すのは抵抗がある場合は自宅で空いた時間で変換できる手軽さが良い。
ビデオテープ以外にもテレビと接続することができるので、ゲームのプレイ動画をパソコンに取り込むこともでき利用用途がビデオテープの変換以外にもある。

6.不満点


ビデオテープから変換した動画ファイルの形式(フォーマット)が MPEG2 となっており、パソコン上や取り込んだ動画ファイルを DVD に保存した後は多くの再生プレイヤーで再生が可能だが、スマートフォンや一部の再生プレイヤーでは再生できない場合があり、その場合は別途違うフォーマットに変換し直す手間が必要となる。

動画ファイルの保存設定


また、"LightCapture"の仕様で動画サイズは 720 × 480px の固定となっているため、最近の高解像度のパソコンディスプレイやテレビで動画ファイルを再生すると間延びして画質が荒くなり鮮明な映像で視聴できない。
さらにキャプチャ時はアスペクト比 4:3 固定のため、デジタル放送以前のアナログテレビで録画したビデオテープやプロモーションビデオ向きとなり、デジタル放送が開始された以降の 16:9 の比率となるワイド対応で録画したものは横から押しつぶされた形となりやや縦長な動画になってしまう。

7.総評


操作説明書があるのでパソコン初心者でも"GV-USB2"と"LightCapture"を扱うことは可能だが、付属の"LightCapture"の仕様上、動画フォーマットが MPEG2 と動画サイズが固定なのであくまでビデオテープやテレビに映す内容を間単に動画ファイル化する製品である。
動画フォーマットが MPEG2 によることで再生できない原因の特定と対処方法、そして画面比率により動画が縦長になる問題を把握して解決するためにはパソコンと動画の知識が必要になると思われる。
ただ、より高画質で保存したい場合や、スマートフォン用に保存したいなど細かな調整をして動画ファイル化したい場合は付属のキャプチャソフトである"LightCapture"を他の無料で配布されているキャプチャソフトに変えることでも取り込むことができるので、"GV-USB2"自体はデータ通信ケーブルとして有能である。

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