Googleアドセンス利用者は要注意 -人物が特定される恐れ-

"Googleアドセンス"を始めると管理画面から支払い報酬額が表示されるのでついつい欲を出して複数のサイトやブログを運営して収入口を広げようと画策してしまうが、場合によってはこれで運営者の人物特定ができる可能性がある。

->クリック報酬型の広告 -Google Adsense(1)-
(以降、数回に渡り掲載)

"Googleアドセンス"を自分のサイトに導入する場合は、管理画面から表示される広告の設定を行い、そのソースをHTMLやブログの管理画面に貼り付けるだけでいい。

例えば、下記のようなソースを貼り付ける。


<script type="text/javascript"><!--
google_ad_client = "pub-xxxxxxxxxxxxxxxx";
google_ad_slot = "0000000000";
google_ad_width = 400;
google_ad_height = 120;
//-->
</script>
<script type="text/javascript"
src="http://pagead2.googlesyndication.com/pagead/show_ads.js">
</script>


この「google_ad_client」が自分の固有IDで、「google_ad_slot」が掲載する広告のID、以下広告のサイズとそれを動作させるJavaScriptのインクルードになっている。

広告は何種類も作ることができ、広告デザインパターンを複数用意したり、広告ごとに報酬成果を見たりと使い分けることができる。

ここで上記とは違う広告を追加作成してソースを見比べてみる。


<script type="text/javascript"><!--
google_ad_client = "pub-xxxxxxxxxxxxxxxx";
google_ad_slot = "1111111111";
google_ad_width = 300;
google_ad_height = 60;
//-->
</script>
<script type="text/javascript"
src="http://pagead2.googlesyndication.com/pagead/show_ads.js">
</script>


「google_ad_slot」「google_ad_width」「google_ad_height」は異なるが「google_ad_client」など同一となっている。

広告のパターンが変わるのでそのIDやサイズも変わるわけだが、掲載主のIDとなる「google_ad_client」はそのままで、何も問題なさそうに思えるがこれが大きな問題を引き落とす。


架空の人物としてAさんを想定する。

Aさんの趣味は風景を撮影することと、その道中のドライブを楽しむこと。
妻子持ちで仕事と家庭を両立しているとする。

そんなAさんは複数のサイト・ブログを持っていると仮定する。

一つは撮影した写真を紹介する写真集サイト。
二つ目はドライブで言った先々で見聞きしたもの、食べたものを紹介するブログ。

その両方のサイト・ブログに"Googleアドセンス"を導入したいた場合、「google_ad_client」を参照すると同一人物もしくは同グループの人だと想定することができる。

この状態でAさんが近所で子供と遊んだ様子や家庭内の様子、はたまた仕事での失敗談などを写真を織り交ぜながら子育てブログも初めたとする。

地域が特定されやすい写真や固有名詞を用いたブログは見る人が見ればわかるのでトラブル回避のため極力避けるべき行動なのだが、このブログにも"Googleアドセンス"を導入してIDを検索されるとAさんのプライベートの様子だけでなく、どんな趣味があるのか、週末はどこに行っていたかなどその人がどんな人か把握するのに十分すぎる情報となる。


かといってどんな人かわかったからとすぐに犯罪に巻き込まれる可能性は低いだろう。

しかし女性の場合だと行動パターンが単一しているのがバレてしまうとストーカー事件や空き巣などに巻き込まれる可能性が出てくる。

就職活動中の学生が論文やビジネス考察などすばらしいブログを公開している裏で反社会的なブログも持っているとわかると内定にひびいてくるだろう。

特にSNSではリアル・バーチャル問わずに人間関係の結びつきができ、ブログやサイトの紹介も頻繁に行われているので注意したいところだ。


わざわざ「google_ad_client」を比較するヒマ人はいないだろうと思っていたが、その検索をサポートするサイトが存在することや、このソース自体がHTMLに書き込まれているので検索サイトで探してヒットすることもあり、探す方は以外と手間ではなくなってきている。

文章や写真だけに気をつけるのではなく、こういったWebサービスを使う場合のリスクも考えて周知しなければならなくなってきた。

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