テキストエディタから統合開発環境へ -NetBeans-

Webの制作現場は"ホームページ作成ソフト"や"画像ソフト"などソフトウェアが無いとまともに仕事ができないのだが、ことWebアプリケーションの開発といったプログラムに関してはテキストエディタのみで行っているところが多い。

私もこの業界に入ってからはプログラムする場合はテキストエディタで行い、その中でも"EmEditor"を利用している。
客先など自社以外の場所で作業する場合はソフトが無くてWindowsにプリインストールされている"メモ帳"で修正して納品するなど、テキストエディタさえあれば何とかなってきたのが今まである。

今回、作業効率を上げる一環としてIDE(統合開発環境)で開発することになった。

本格的なソフトの開発環境というとソースを組み立ててコンパイル、デバッグを行うイメージがあり、ブラウザ上で動作を確認するWebアプリケーションでは必要ないように思っていた。

しかし、編集したソースの世代管理や開発用サーバへのアップロード、データベースに入っている値の確認など、それぞれの目的で使い分けていたソフトを統合することで作業効率を上げるというのはWebアプリケーションの開発でも畑違いということはない。


さて、今回開発環境として"NetBeans"を使うことになった。

特にこれに限定した理由はなく、他のスタッフが以前からRubyのアプリケーション開発に"NetBeans"を使っていたことと無償で利用できる点にある。

早速、公式サイトにアクセスしてソフトをダウンロードしてくる。

 NetBeans


サイトを見るとJavaを始めとする各種言語での開発ができるのがわかる。

PHPに対応したのも最近のようで、明記はされていないが"Python"も利用できる。
PerlはPHPの扱いやすさやモジュール群の多さに押されてか、対応していないようだ。

 対応表


インストールすると殺風景な画面が表示される。

 操作画面


もちろんこれは何も設定していないし、ファイルを指定していないためだが、プロジェクトとして開発するアプリケーションを初期登録しソースを組み立ていく。

"EC-CUBE"のようなオープンソースも手元のフォルダに保存してからプロジェクト登録するとすぐに使えるようになる。

画面左にエクスプローラに代表されるツリー型でファイルの表示・選択ができる。

画面右はソースの編集を行い、検索結果やデバッグは随時画面下部に表示される。


データベースにある値も見ることができ、アプリケーションの開発を行いつつタブの切り替えでデータベースの状況を把握することが可能だ。

ただ、使い勝手としては"phpMyAdmin"や"phpPgAdmin"といったツールの方が良い。
慣れだとは思うが、テーブル操作やレコードの編集についてはそれらの方が扱いやすい。


これを使っていて便利だと感じたのは、"ブレイク"と呼ばれるソース内で処理を止める箇所を指定することだ。

"NetBeans"はソースを設置するWebサーバとも同期を取ることができるので、ブラウザでWebアプリケーションにアクセスして、"ブレイク"の箇所に処理が差し掛かるとそこでストップしてくれる。

分岐処理したときなど、思い通りのルートを通っているかなどを確認することができ、更に変数にどういうパラメータが渡ってきているかも随時確認することができる。

こういった点はブラウザではわからない裏の動きが把握できたり、パラメータの確認にあえてデバッグ表示させたりという手間が無くなるのでありがたい。


テキストエディタと違ってインターフェイスも機能も重々しさがあってテキストエディタ一本できた私はなじみにくいが、、どっしり腰をすえて開発するには便利な機能が多い。

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