優しい人だらけの会社より怖い人がいる会社の方が健全である根拠とは


[初回公開] 2008年07月24日

「怖い人」と称される人は自身の身や資産に危険など実害を及ぼす人のことを指したり、実害は無いが見た目や言葉遣いから「怖い人」と印象付けられてしまう人など「怖い人」とは感じる人によってさまざまだが、ビジネスの世界、特に会社・企業においての「怖い人」は組織を健全に保つために必要とされる場合がある。

優しい人だらけの会社より怖い人がいる会社の方が健全である根拠とは




1.会社にメリットをもたらす「怖い人」とは


会社・企業にとって「怖い人」とは前述の通り、身の危険や資産など実害を及ぼすなど悪影響のある人のことを指すものでなく、正しくないことや会社のルールに反した言動を行った者にしっかりと注意、叱責してくれるいわゆるお目付け役のような人のことを指す。
人は誰の目も無いところであれば楽をしたりルールに反してもよいだろうという気持ちになりやすく、しっかり自戒を保って物事にあたるのは大変なことである。
しかし、「もしミスをしたら」、「もしルール違反が見つかったら」と想像して真っ先に組織内の特定の「怖い人」の顔が思い浮かぶようであれば、その組織は正しいことが行われる風潮にあり、強いては健全な会社でいることができるだろう。



2.優しい人だらけの会社の弊害


反対に会社・企業に「怖い人」がいない優しい人ばかりの組織の場合は人間関係が良好で非常に居心地も良い組織であるが、正しくないことも正しいと認識されルールが無い無秩序な組織になりかねない。
例えば小さなミスが発生しても見過ごされる風潮になると、ミスに対する心構えが軽視されいつかは会社・企業に対して損害を被る大きな事故につながる恐れがある。
特に医療現場など命を預かる職場や、気の緩みが命やケガにつながる工事現場などは「怖い人」がいるイメージが強いのではないだろうか。

3.自らが「怖い人」になるべきか


ここで言う「怖い人」とは正しいことをしっかり主張し、周囲の人間にもそれが指摘できる人であるが故に嫌悪される対象にもなりやすい。
「怖い人」であっても嫌悪されにくい対象は役職者や役員など会社の責任を追う立場のものや、日頃から正しいことを行う非の打ち所がない担当者であるのが好ましいが、組織に入って間もない者や自身の日頃の態度に問題ある人が注意すると反発を生んでしまうので「怖い人」になるのは避けたほうがよい。
誰しも嫌われずに日々を過ごしたいがゆえにできれば「怖い人」の立場になりたくないが、「怖い人」がいても組織を健全化するためには必要な人材であると周囲の人間も意識するとともにそういう役を担っている人の負担にならないように日頃から正しいことを行うように心がけたい。

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