|
増税・年金減額・物価上昇と家計を圧迫する問題が後を絶たないのだが、そんな煽りを受けてか、病院経営も例外ではなく医療制度の見直しで国や県などから病院に入るお金は減り、それでも患者を診察しなければならない責任と義務、さらに治療代を踏み倒す患者さえもいる。 病院の利益は患者から支払ってもらう金額の他に、国や県から診療報酬として受け取っている額がある。 例えば一つの診察に10,000円かかったとしたら患者は3,000円、国は7,000円を病院に支払う。 かなり儲かるなと感じるが、診療報酬には上限があり、一定の診察・治療をするとそれ以上は国から支給されない。 医師が不足している地域だと医師の"長時間勤務"に加え"サービス治療"となっているのが現在の問題だ。 そんな問題に焦点を当てたドラマ"Tomorrow〜陽はまたのぼる〜"がTBS系で放送開始した。 私の親類など見渡せば意外と医療関係者が多いので、その影響か医療制度など現在の問題に非常に興味がある。 ![]() 舞台は海に面したとある市立病院で市内唯一の総合病院。 いわゆる"田舎"なので常勤する医者が足りず、休診している診療科が多い。 しかもその経営は既に破綻しており、負債は30億円を超える。 そこに経営再建のために派遣された医師と病院のスタッフたち、そして元医師の市職員が再建を目指すというドラマだ。 今回は第一話なので主要人物の紹介と、いやらしい言い方だが視聴者を囲い込むための見せ場がある。 以下、感想だがネタバレ含む。 ドラマを見る前は、経営かそれとも医療体制自体という大きな問題定義で惹きつけるのが"見せ場"と予想した。 元医師という市職員の主人公が病院の実態や人々と触れ合いながら、そのうち医師復活するんだろうと思っていたが、一話目からメス握って大活躍・・・。 そこが見せ場か(  ̄ロ ̄)! まぁ、かっこよかったけど・・・。 そもそも収容人数を超えた急患が殺到した場合でも看護師はメスで切るような治療したら免許剥奪になるんだな。 初めて知った。 でも医師不足なら医師並にせっかく勉強している看護師の執刀も許可した方がいいんじゃないだろうか。 これは厚生省に物申すところだが。 スタッフが多いわけでもないのに屋上でよくしゃべって花火見る看護師、8年のブランクがあるのにオペできる元医師、妊娠9ヵ月で夏祭りの超人ごみの中ウロウロしたりと、ちょっとリアリティに欠けてるがそこはドラマ。 でもいつもテレビ見ながらつっこみ入れるのってTBSのドラマが多い・・・。 そういえば同局で"デスノート"のような犯人と刑事の頭脳戦を想像させるドラマのCMを見かけたので期待して見てみたが、犯人の顔だけが出てこない都合のいいサイコメトラーが出てきた時点でチャンネル変え。 さてさて、そんなことはどうでもいい。 今後どうやって経営を立て直すのだろうか。 前述したが、医師や医療従事者一人あたりに支給される診療報酬は上限があるため、それを超える多くの患者を診ても利益にならない。 しかも治療で利用する薬や医療器具は病院負担となるので、上限を超えた分だけ負債につながる。 医師が多すぎて患者が少ない場合は人件費の支出が多すぎて経営を悪化させることもあるだろうが、ドラマでは患者が多くて医師が少ない設定なのでまだ救い様がある。 まさか、単純に医師や医療従事者増やして「再建できました」じゃないだろうな・・・。 さて、病院に入る診療報酬だって国民が払う税金や健康保険料から賄われている。 せっかく重要で注目すべきテーマと取り扱ってるのだから、健康だが暇つぶしに病院に行く老人やら、ちょっと熱出しただけですぐに夜間診療に駆け込む親やら、病院を利用する人間も考えを改めるようなドラマ構成も期待したい。 [関連記事] ナース辞めちゃいました・・・ ALBEDO0.39 |
| << 前記事(2008/07/04) | トップへ | 後記事(2008/07/08)>> |
| タイトル (本文) | ブログ名/日時 |
|---|
| 内 容 | ニックネーム/日時 |
|---|---|
「どうですか?」「そうですか」以上。の診察で診察料を取られるのってどうだろうと、いつも思う。 |
こうしろー 2008/07/08 11:39 |
かと思えば薬だけ欲しいのに30分も話す医者とかいるけどねw |
LUNARAVE 2008/07/08 12:38 |
| << 前記事(2008/07/04) | トップへ | 後記事(2008/07/08)>> |