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help リーダーに追加 RSS 教育上好ましくないものは見れないように -青少年インターネット規制法案-

<<   作成日時 : 2008/05/21 12:25   >>

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教育上好ましくないもの(性・犯罪・いじめ等)はインターネット上で見れないようにする"青少年インターネット規制法案"というものが準備されているらしい。


“青少年インターネット規制法案”は、高市早苗議員が委員長を務める党青少年特別委員会で立法化に向けた準備が進められています。

[引用記事] japan.internet.com コラム



さて、社会人でありインターネット業界に携わる私にとって、この法案は非常にコメントしづらい。

なぜなら、賛成と反対と50%:50%だからだ。


(1)闇の部分があるから発展した産業と技術

現在の産業や技術が進歩するスピードは非常に速い。

それは利便性や生活の快適さを求めたからなのだろうか?

これはエロからだという説がある。

まずビデオなどに代表される動画機器は、本だけに満足いかぬ技術者が開発したとも言われているし、インターネットにいたっては遠方にいても見たいという欲求から産まれたものだと聞いたことがある。

いまや動画サイトが普及して映画やドラマが無料で見ることができるが、エロ動画はそれより何年も昔から存在していたので技術促進に一役かっているところがあるかもしれない。

そこで"性"に関するものを抑制すると新しい産業・技術は無くなるだろうか?

視覚・聴覚は現状で満たしているので残すは嗅覚・触覚だ。

嗅覚はすでに大手メーカーにより開発が進んでいる。

触覚に関しては聞いたことがないが、エロ技術者がもし開発できたとしたら、これを医療現場に応用して遠隔地からの診断ができるのではないかと思う。

ちなみに今、繊細で何マイクロmmという世界の治療を行う脳外科のすばらしい先生が日本にいる。
その人はほぼ年中無休で世界を飛び回っているが、遠い国の患者を手術するためにネットワークとロボットを利用して遠隔手術ができるように開発が進んでいるらしい。


逆の意見としては、中高生における"性"に関する情報源は私が十代のころに比べ非常にオープンになっていて簡単に手に入るので反対ということだ。

好奇心ばかり先行しやすい年頃なので、そこに潜む責任やリスクを伝えるスピードが全く追いついていない。


(2)犯罪と危険回避の紙一重

「出会い系サイトで知り合った男に拉致されて殺害された。」
「自殺サイトを見て自殺した。」

最近よく見かけるニュースだ。

インターネット上の情報は有益な情報も多いが、そうでない情報も多い。

トラブルに巻き込まれる市民が相次いでいる。

いっそ見ることができなければそういう事件も起こらないのだろう。


しかし、無知ゆえの事件も想定される。

インターネットすらない時代、といってもほんの十数年前だが「上京した女性が行方不明」といったニュースがよく流れていた記憶がある

極論かもしれないが、田舎の方では暗い夜道でも人が少ないのと犯罪をする人自体が皆無なのでそれに慣れた人が都会にいって事件に巻き込まれるというものだ。

犯罪を促すサイトは賛成できないが、逆に受け取れば「こういうことをする人間がいる」という知識とそれに対する予防策を取ることができる。

警察の捜査にいたっては、犯罪の手口が"悪い考え"を持った人間により公開されているようなものだ。
"善意の人間"があれこれ考えるよりはよっぽど参考になる資料かもしれない。



っとまぁ、いろんな意見が出てきそうだが法律化されてもインターネットの性質上、この法律が効果を成すことは難しいと予想する。

たとえば海外のサーバを容易に借りられる現在、海外の摘発にどれだけ労力とコストがかけられるかが一つ問題として挙がる。

次に、これに目をつけて海外の事業者がこの手のサイトを公開・運営した場合は摘発範囲になるかどうかだ。
海外の人の場合、日本の法律は適応されないので公開することは可能だろう。
そこの裏に日本人がからんでいるかどうかを調査するのかが二つ目の問題だ。


こうなってくると「問題の無いサイトだけが閲覧可能」というフィルタリングを用いるのが確実である。
こうなるとサイトを審査することが必要となり、それを管理する機関の発足、そして審査料は有料になるだろう。

もちろんそうなると大手企業だけがインターネットを独占するようになり、費用を捻出できないところや個人はサイト公開することが無くなる。

現実に未成年という年齢制限はあるものの携帯電話では施行されているので、ありえない話ではない。

恐らく私の仕事も無くなるだろう・・・。


今がインターネット業界の大事な転換期だ。

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